先日23日に1周年式典が開催されました。
キャンナスをもっと知っていただくため、
キャンナスが地域でできること、もとめられることを考えるため。
第1部はキャンナス利用者様でもある高橋伸明さんの講演でした。
一生寝たきりだと宣告されてから、リハビリを重ねて車椅子での生活までには
どれほどの苦労と努力を重ねられたのだろう、と思いますが、
高橋さんの笑顔からは全くそれが見受けられません。
そのくらい彼は毎日を、好きなことを、楽しんでいるのでしょう。
そんな高橋さんは、日本各地、世界各国を旅しています。各地のボランティアを利用して、
大好きな航空ショーや、いろんな体験を楽しんで。
世界で出会ったボランティアの現状や体験して思ったことを
沢山お話してくださいました。
利用する立場としてだけでなく、ドライな場所からもとらえていて、
聞いているとためになることがたくさんあるお話でした。
アメリカは健常者と障がい者に区別がなく、甘えが許されない
強い人はやさしい、だから自分も強い心でいたい
と言う高橋さん。
そのエネルギッシュで生きる力に満ちている姿は、
来場された障がいを持った方やそのご家族だけでなく、
自分たちにも元気を与えてくれるものでした。
初めての講演体験で、緊張もされていましたが、終わってちょっとほっとしたような笑顔に
こちらも癒されました。